ジダン代理人「極めて深刻な」言葉 「テロリスト」は否定

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英BBC放送によると、九日のサッカー・ワールドカップ(W杯)決勝で退場になったフランスのジダン選手の代理人は10日、BBCに、同選手がイタリアのマテラッツィ選手から「極めて深刻な」言葉を掛けられていたことを明らかにした。
 代理人は試合後の同日未明にジダン選手と話したといい、同選手が近くすべてを明らかにするとの見通しを示した。
 AP通信は、イスラム教国アルジェリアにいるジダン選手のいとこの話として「テロリスト」呼ばわりされたのではないかとの記事を配信した。

 何だか、すごい騒ぎになってきた。このままだと、イタリアサッカー界の八百長以上のスキャンダルになりかねない。

マテラッツィ選手の発言について、フランスのニュース専門テレビLCIの記者は「人種差別的な内容、あるいは家族に関する内容だったのではないか」との推測を紹介。ジダン選手がアルジェリア系移民の家庭に生まれた事実が念頭にある。
 フランス公共ラジオによると、ブラジルのテレビ局は読唇術の専門家の分析として、マテラッツィ選手がジダン選手の姉を侮辱する発言を2回繰り返したとの見方を伝えた。侮辱されたのは母親との憶測もある。

ワールドカップの決勝戦で試合中に一言で敵の主将をキレさせてしまう、というのは、一体どんな呪文なのだろうか?どうも人種差別か宗教絡みのようだ。文学的に興味が湧いてきてしまった。
 ここまで大騒ぎになると、その言葉を聞かないと、フランスのサッカー馬鹿は納得出来ないだろう。その意味では、ジダンは説明責任があるかもしれない。だが、これを記者会見まで開いて説明したら、それはサッカーの枠を越えた問題になってしまうのではないか?
 ここまでくると、最後までこの騒ぎを見届けない訳にはいかない、と言う気になってきた。まだ決勝戦のビデオ見ていないのに(ガシャーン、ドカドカドカ)。