ブルーオーシャン戦略床屋

QBハウス "10分の身だしなみ"
 時間がなかったが、GW中に床屋に行っておきたかったので、有楽町のガード下の10分1000円カットのみの床屋に挑戦してみた。まともじゃん。13分かかったけど。この床屋って、「ブルーオーシャン戦略」で取り上げられている、と張り紙してあった。髭剃りとか、マッサージとか、シャンプーなんて余計なものいらない、アメリカ式でカットのみ、カードを買ってもらえばレジもいらない(食券の自動販売機みたいなものだ)という究極の合理化。待ち時間はランプ表示で、店の外からわかる。これも立派なサービスだけどさ。でもなあ、と思う人は普通の床屋に行けと。すごい商売だな。これで、1時間4回転でコストがかからなければ、もうかりそうだ。ちゃんとした理容士さん雇っているのかな?
 ちょうど喫茶店ドトールとかスタバの戦いみたいなものだ。これが嫌だという人は普通の床屋に行く。お金があっても、1時間も潰したくない人は、これで良いと言うことになる。品質=付加価値と誰もが思うわけではない。良い物が売れるというわけではない。メジャーなところで勝負したいなら、今後のビジネスはこっちの方に行くんだろうな、と実感した。付加価値を追求するなら、それはニッチになってしまう。それで利益を出せるほどのブランドを築き上げられるか?それはそれでありだとは思う。デジカメ付携帯と一眼レフデジカメみたいなものか。