Paul Weller @ZEPP TOKYO



アズ・イズ・ナウ

アズ・イズ・ナウ

Paul Weller - vocal, guitar
Steve White - drums
Steve Craddock - guitar
Damon Minchella - bass

 いやあ、かっこよかったあ〜。A100番くらいの入場番号で、入場すると最前列は鈴なりだったので、どうしようか、まったり見ようかと思ったけど、せっかくだから、結局最前列部分の中央分離帯の手すりにしがみつく。ポール・ウエラーだから、死にそうな目に遭うようなこともないだろうと、中央ド真ん前、前から4番目というまじで目線が会うポジションを確保して、1時間じっと待つ(笑)。3時間弱立ちっぱなしで疲れた〜。
 "As Is Now"からの曲が当然多かったけど、生で聴くとやっぱりスゲエ。"Long Hot Summer"なんてなつかしいのもやってくれたし。最後は、"Town Call Malice"なんて涙が出るよ。
 ギターも、セミアコギブソンSG、フルアコテレキャス、と随分取り替えてたけど、渋過ぎ。要は、レスポールストラト以外全部(笑)。縞のボトムに茶色のヘンリーネック。首からなんかのユニオンジャックのカードをぶら下げてたのが、あれ、なんか、いわゆる一つのオシャレおまじないなんだろうか?この人は動作がやはり絵になる。シャウトしてイナバウるとことか、ガーンと蹴っ飛ばすような動きとか、パッション放射しまくり。やっぱり、所謂永遠のモッズ、って感じで、DVおやじになりかねない尖った匂いは健在だった。ずっと、機嫌良さそうだったし。時々ワイン飲んでたけど、暑い中ぎゅうぎゅうで見てると、スゲー旨そうに見えた。
 前半飛ばしすぎたかな、と言う気はする。アコギの辺り、少しだれたかも。最後はまた気合入れ直してたけど。
 終わったあと、後ろのバーでビール買って一気飲みしてしまったが、旨かったあ。熱気と、ずーっと見上げていたら首が疲れて、後半2,3回目眩がしたもんなァ。客層もオシャレでイイ感じだった。
 疲れるけど、ライブハウスは楽しいなあ。でも、コインロッカー用に100円玉3枚、ちゃんと用意しておきましょう。でないと、両替頼むついでにTシャツを買ってしまったりする羽目になります(笑)。茶色の"Weller"の紋入りの奴かっちまったよ。ストーンズのTシャツは永久保存用で着る気がしないが、これは着たいなあ。夏までにダイエットしようかな?どうせ、殆ど立ってみるんだから、椅子なんて無くてもいいんだけど、前に動けない用にポジションを仕切るというのが、ホールの椅子の役目なんだなあと気づいたよ。それから、会場内に、昔の輸入レコードの匂いがしていて、なんかイイ感じだった。あの匂いって何の匂いなんなのだろう?何かの油の匂い?検索してみると、こんなのが出てきた。あやしいなあ。はてなで聞いてみた(ここ)。

3月29日(水) @ 中野サンプラザホール
1. ペイパー・スマイル/Paper Smile
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
2. ラニング・オン・ザ・スポット/Running on the Spot
 *album『ザ・ギフト/The Gift』THE JAM ('82)
3. アウト・オブ・ザ・シンキング/Out of the Sinking
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
4. サイエンス/Science
 *album『ヘヴィー・ソウル/Heavy Soul』('97)
5. オール・オン・ア・ミスティ・モーニング/All on a Misty Morning
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
6. Hung Up
 *album『Wild Wood』('93)
7. サヴェイジズ/Savages
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
8. フライ・リトル・バーズ/Fly Little Birds
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
9. Wild Blue Yonder(新曲)
10. スージーズ・ルーム/Up in Suzes' Room
 *album『ヘヴィー・ソウル/Heavy Soul』('97)
11. フロム・ザ・フロア・ボーズ・アップ/From the Floor Boards Up
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
12. ポーセリン・ゴッズ/Porcelain Gods
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
〜アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンター/I Walk on Gilded Splinters
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
13. スタート・オブ・フォーエヴァー/The Start of Forever
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
14. ロール・アロング・サマー/Roll Along Summer
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
15. ウィッシング・オン・ア・スター/Wishing on a Star
 *album『スタジオ 150/Studio 150』('05)
16. ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー/You Do Something to Me
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
17. ロング・ホット・サマー/Long Hot Summer
 *album『Introducing the Style CouncilSTYLE COUNCIL('83)
18. ペブル・アンド・ボーイ/The Pebble and Boy
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
19. カモン/レッツ・ゴー/Come on / Let's Go
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
20. アマングスト・バタフライズ/Amongst Butterflies
 *album『ポール・ウェラーPaul Weller』('92)
21. Foot of the Mountain
 *album『Wild Wood』('93)
22. チェンジングマン/Changingman
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
23. - - - - - encore - - - - - ブロークン・ストーンズ/Broken Stones
 *album『スタンリー・ロード/Stanley Road』('95)
24. 引き裂かれぬ仲/Thick as Thieves
 *album『セッティング・サンズ/Setting Sons』THE JAM ('79)
25. アイ・ワナ・メイク・イット・オールライト/I Wanna Make It Alright
 *album『アズ・イズ・ナウ/As Is Now』('05)
26. 悪意という名の街/Town called Malice
 *album『ザ・ギフト/The Gift』THE JAM ('82)

この前の"Studio150"でも、ソウルナンバーを随分やってたけど、ノリがやっぱりこのモッズビートで、"Family Affair"なんか変な感じで面白かったな。パンク的なタテのりでソウルやる奴なんていない、…、あ、いた、サンボマスター(笑)。見た目は文字通り月とすっぽんだけど、音楽的にやろうとしていることとスピリッツは超意外につながっているものがあったりして。

スタジオ 150

スタジオ 150