JAMES BROWN @東京国際フォーラム・Aホール


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 今日はマントショーなかった。踊り子さんも出番少なかった。でも、正面のギターさんのソロが随分入ってた。今日は、バンドは全員赤いジャケットに白のパンツとシャツ。コーラス隊はミニスカ。JBは黒&ラメの衣装。
「もうしばらく日本にはこれないよ」ってことは、海外ツアーはもうやらないってことなのかなあ。今日が最後の日本公演だったのかもしれない。だから、あえてマントショーやらなかったのかも。演奏も気合入ってたよ。それにしても、あの複雑な進行を見事な呼吸でこなすバンドの鍛えられ方は、さすが。昨日と今日では、微妙に見せ方や出し物が変わっているけど、よどみない流れで、コーラスが出てきたり、引っ込んだり。これなら、2日とも見る価値ある。御客のノリは今日の方が良かったかなあ。
 一番前で乗っている若い子ステージに上げて空気バイクダンスやったら、嫉妬で珍走団化した若い衆が7,8人ステージに我もと駆け上がって、あっという間に下されていた。きょうも、最後の方は、係員の制止を振り切ってステージ前に駆けよる暴徒多数。まあ、いいんじゃないでしょうか。危ないけど。係員はケリ入れられたりして、マジで怖いだろうな。James Brownでこういう盛り上がり方するのか?驚き。
 今日のハイライトはレイ・チャールズ追悼で"Night Time Is Right Time"やったことかな。奇しくも、ストーンズと同じ選曲だ。何かやるならみんな知ってる有名な曲じゃなきゃ意味無いし、かといってGeorgia On My Mindやるわけにもいかないし、この曲になっちゃうのかな?Wilson Picketの"Midnight Hour"もさわりだけちらっと。
 今日は通訳コーナー長かった。それにしても、JB、説教好きだなあ。自分を愛せなくては人を愛することは出来ない、とか、右隣の人に「愛している」と言ってみろ(何か、王様ゲームみたいだな…。)、とか、色々言ってたな。その中身が一々当たり前すぎるけど壮大過ぎて否定しようもないことばっかりいうんだよな、この人。ちょうど、競輪のドンが「お父さん、お母さんを大切にしよう」といっているみたいで、妙にドスの利いた説得力があるんだよなあ。誰も否定出来ないような当たり前のことを威圧的に言うことで、対人関係に於ける優位性を確認しようとしているかのようなレトリックで、これはヤクザとテキ屋が良くやる手だよなあ。元カミさんに脅迫罪で訴えられて有罪になったというのも、これやりすぎたんだろうなあ。でも、この人は悪いことはするだろうけど、悪人では無いというか、単に悪いこと平気でする人、と言う気がする(それを悪人というのでは?)。
 2日続けていってしまったけど、楽しかったな。飽きるかと思ったけど、全然飽きなかった。行って良かったな。
Setlist:

show started 18:11
01. Soul Power (Soul General)
02. Ain't It Funky Now (Introducing Members)
03. Make It Funky (James Brown)
04. Cold Sweat
05. I Can't Stand Myself
06. Payback
07. What My Mama Say
08. Doing It To Death
09. What My Mama Say (Bridge)
10. Heavy Juice
11. Every Beat Of My Heart
(Tribute to Wilson Pickett ~ "In The Midnight Hour" snippet/
(Tribute to Ray Charles ~ "I Got A Woman" snippet)
12. Night Time Is The Right Time (Ray Charles)
13. I Feel Good
14. (Can You Rock There)(??) (King Of Soul, cameo)
15. It's A Man's Man's Man's World
16. Living In America
17. Sex Machine
Enc. Jam
show ended 20:07

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