「現代用語の基礎知識 2006」(1)
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2005/11/04
- メディア: ムック
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で、当然のことながら、まだ全部読んでいません(笑)。1700頁もあるもので。どこから書いたものか?
昔の現代用語の基礎知識は電話帳サイズで、で〜ん、としていたけれど、小型になって、格好良くなったな、と言うのが第一印象。それにしても、これ「基礎知識」でしょ、この上に、それぞれの項目について、「専門知識」とか「応用知識」なんて言うのがあるんだと思うと目眩がする。だから、「これ1冊あれば安心!」というニーズがあるんだろうなあ。
あ、「はてなダイアリー」利用者編集の”ネットの文法”というのもあって、はてなマークがでている。
まずは、自分が比較的よく知っているところをパラパラ見てみる。おお、「電子粉流体」!ブリジストンの電子ペーパーがでてるよ。でも、あれは駆動電圧が高すぎて、駆動回路が大変なんだけどさ。おお、「バランス・スコア・カード」!おお、「たんぱく質チップ」!おお、「アフォーダンス」!おお、「247music」!おお、「成瀬巳喜男」(なんで?)!おお、「失踪日記」!おお、「テラワロス」!おお、「美容整形用語の解説」!おお、「ブロガーのくらし」!これ、面白すぎ。はまりそうだ。特に、カラーページがすごい。カラー印刷のコストを1頁たりとムダにはしません!と言う気合が伝わってくるような充実ぶり!
この手の本の宿命として、深さと広さのトレードオフというのがあるんだけれど、ゲンキソ(「現代用語の基礎知識」の略語。今作った)はそもそもボリュームがたっぷりある。従って、「深さ」×「広さ」=定数だから、広ければ浅い、深ければ狭いんだけど、定数がそもそも大きい。個別の用語に関しては、書いている人次第で突っ込みどころもあるけど、そこを含めて1年間楽しめる1冊になっていると思う。しばらくネタになりそうだな、これ。これが¥2286(税抜)と言うのは、お買い得ですよ、奥さん!