イヤホンが難聴の原因に――『ザ・フー』のギタリストが警告

http://hotwired.goo.ne.jp/news/20060106303.html
"Pete Townshendの公式ＨＰ"
　爺さん、それは年なんだよ、・・・。真面目な話、難聴は怖い。２年に１度くらい突発性難聴になるのだが、目の前の世界を遠く感じる日々を送ることになる。ストレス性なのかもしれないが、治療法も余りないみたいだ。"Tommy"を大音量で聞いて難聴になるなら本望、と思えるか、それとも、皮肉と思うか？スティービー・ワンダーのような盲目のミュージシャンの運命は悲劇ではあるが、盲目が音に対する感覚を研ぎ澄ますという過酷な代償もある。ベートーベンのような聴覚を失った音楽家の方が、より厳しい拷問にあっているのかもしれない。自分の作った曲が演奏されても自分は聞くことが出来ないのだから。
　なお、スティービー・ワンダーは、完全に見えない訳ではなくて弱視らしい。キース・リチャーズが、酔っぱらった（多分、ラリった？）状態で、うっかり、「おい、スティーヴィー、そこのウイスキー取ってくれよ」と言ったら、「ほらよ。」とひょいと親切に当たり前のように取ってくれたので、あれっ、とびっくら驚いた、という話をどこかで聞いた覚えがある。というと、何だかこれ自体がものすごく怪しい話だが、想像すると滅茶苦茶に可笑しい。

ロック・オペラ“トミー”