日本語ロックと歌謡メロディと相原勇

http://d.hatena.ne.jp/marusan55/20050907

  • あの丸山茂雄さんがまた面白いこと書いている。
  • 要は、「イカ天」が歌謡曲メロディを存続させてしまった、と言う論旨と理解。
  • イカ天」というと、個人的にはフライング・キッズが好きだったなあ。

続いてゆくのかな

続いてゆくのかな

  • 確かに、あれはファンクと歌謡曲メロディの融合と言えるのかもしれない。あと、相原勇ちゃん、どうしてるんだろう?

Follow Me―相原勇写真集

Follow Me―相原勇写真集

    • 気になって調べると、

http://www.threeweb.ad.jp/~elephant/tuiseki/s/a1.html

4年前に相原勇から改名したタレント、YASUKO(34)=写真=が昨年末、滞在先の米ニューヨークで、ギャラリー関係の仕事を営むファーガス・マクファリー氏(31)と結婚していたことが1日分かった。関係者によると、YASUKOは先月27日、ニューヨーク市ブルックリンにあるイタリアンレストランで結婚披露パーティーを開き、友人ら約100人から祝福を受けたという。

 広島県在住の母、小原孝子さんは「週に1度は連絡を取っていますが、結婚の詳しいことは何も聞いていない…」と戸惑った様子。「元気でやっていてくれればそれでいいです」と気遣った。

 “相原勇”時代は、「平成名物TV・いかすバンド天国」の司会などでで活躍。平成9年、交際していた元横綱の曙と破局し、その後はニューヨークへ。10年6月に改名し、現在はCSの女性専門チャンネルブロードウェーミュージカルを紹介する番組でリポーターをしている。

だそうだ。マケボノと別れて良かったね。何でも日本語を略すようになったのも、「イカ天」あたりからではないだろうか?

  • でも、これは洋楽至上主義の世代の意見かもしれない。今の若い人にしてみれば、あまり区別はないのかもしれないし、そもそも洋楽聞かなくなっているような気がする。
  • 歌謡メロディというと、まあ、椎名林檎も歌謡曲はルーツになってる。で、そのルーツのあり方が、洋楽>>邦楽>>歌謡曲>>演歌というヒエラルキー構造じゃなくて、好きなものは好きと言うだけ、と言う感覚なんではないか。歌謡曲は笑えるならOKとか、うけるんならOKだし、洋楽しか聴かないという方がオタクっぽくてダサイ、と言った感じではないのか。何だか、自分の上と下の世代に対して言いたい放題言ってるみたいで、最低だが。

新しき日本語ロックの道と光

新しき日本語ロックの道と光

  • メロディについては歌謡曲っぽくなくても、自分のサウンドを持ってる日本のミュージシャンがどれだけいるか?と言う点については、まだまだなのかもしれない。レディオヘッドみたいなミュージシャンが日本にいるか?いても、それはまだ売れないかもしれない。山下達郎サンボマスターまでならOKでも、スーパーカーはあるライン以上には売れなかったんだろうし。でも、アジカンとか椎名林檎みたいにサウンドは何やっても、歌謡メロディ的な部分があれば、売れることは可能なんではないだろうか。

Wonder Word

Wonder Word

  • じゃ、歌謡メロディってそもそもどこから発生したものなんだろう?ロックだって、ルーツはブルースなどの黒人音楽。そのルーツが別の文化圏に移植されて、新しい文化が発生する。欧米のロックが日本で育って今の日本のロックができた。
  • イカ天」も、あれはド深夜番組で見てるのは眠かった。その意味では、受動的ファンとは言い切れない。まあ、ビデオに撮れば良いだけだけど。ライブに行けた都市部、ある程度の年齢、お小遣いを持っている顧客層のための日本のロックというのも、それはそれで選民的というか、どうだったんだろう?あんまり、この辺のバンド詳しくないんで。テレビとロック、と言うのも懐かしい話題だなあ。もう今そんなこだわり持つ時代じゃなくなっちゃったし。それに、これは結構日本的な「ロック道」の思いこみで、これこそむしろ日本の嫌らしい部分だったのかもしれない。実は、色々なバラエティーショーとかワイドショーみたいなのに、60年代のジミヘンとかストーンズがでてる映像があったりするからねえ。まあ、生まれる前とか物心ついていない頃の話だから、経験では言えないけど。

Rock & Roll Circus

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