さらば夏の光 監督:吉田喜重

  • まず、一本、年代順に見始める。まず、無謀に、馬鹿丸出しで、深く考えずに思ったことを書くと、ああ、『去年マリエンバードで』だ。『二十四時間の情事』だ。ああ、ヌーボーロマンだ。併映はゴダールの『小さな兵隊』だったのか。1968年夏か。ヨーロッパは絵になるからいいなあ。
  • う〜ん、凄い。美しい。簡単に、ああだ、こうだ言えるようなものではないので、とりあえずここまで。
  • 吉田喜重は天才だろうか?秀才だろうか?一つ一つのショットがあまりに完璧すぎないか?それは映画として大きな欠陥ではないのか?もし、それが欠陥ならば、彼は天才であり、それが欠陥ではないのなら、秀才なのだろう。
  • 1968年にこの「作品」を作るとはどういうことだったのだろう?