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「日本映画愛したソンタグ」日本経済新聞 朝刊 2005/1/24
- スーザン・ソンタグがNYのジャパン・ソサエティで"Critic's Choice: Susan Sontag on Japanese Film" として、日本映画のプログラムを組んでいたという話が出ていた。どんな映画を選んでいたのか、調べてみる。
- パートII
- http://www.newyorkled.com/museum_Events_Japan-Society.htm
- http://www.naatanet.org/cgi/discuss.cgi?mode=REPLY&area=Screenings&message=204
- 「狂った一頁」、「残菊物語」、「女優須磨子の恋」、「酔いどれ天使」、「めし」、「野火」、「女が階段を上るとき」、「豚と軍艦」、「天国と地獄」、「火祭り」。
- パートI
- う〜ん、まるで並木座みたいだなあ。でも、ローリー・アンダーソンやルー・リードはどれを見たんだろう?最前列の真ん中に座って見るのが好きだったそうだが、これは通が好きなポジションじゃのう。格好いいなあ。一番前に座ってこう言ってみたいけど、駄目なんだよなあ。3,4番目くらいが一番見やすいと思ってしまう。
(「東京物語」の終盤で) 義姉(原)は「そうねえ。でも、みんなそうなってくるんじゃないかしら。だんだんそうなるのよ」と諭す。この場面を引きながらソンタグさんは「解決のつかないことや、ジレンマとどう折り合って生きていくかを日本映画は教えてくれる」と話した。
- ピーター・ドラッカーの『ネクスト・ソサエティ』で、”先延ばしは日本人の美徳だ。それが正しい選択であることが一番多い。”と喝破しているところがあって、さすがに凄いこと言うな、このじいさん、と感銘を受けたことがあったけど、まあ、アメリカ人みたいにスピード経営とか言って何でも粗雑に早く決めればいいという価値観の社会から見るとこう思うんだろうなあ。
ストローブ=ユイレ コレクション 2 アメリカ
KINO-DVD NewsLetter 2005年1月24日号 No.32 2005年3月26日(土)発売予定作品 ストローブ=ユイレ監督作品 ◎ストローブ=ユイレ コレクション 2 アメリカ(階級関係) Klassenverhaltniss フランツ・カフカの原作「アメリカ(又は「失踪者」)」の映画化。 原作のセリフを一切改変せず、カフカの世界の映像化に成功。 「バッハの年代記」が純粋音楽の映画ならば、この映画は「純粋文学」の 映画であり、古今の文学を原作にした映画の中で、最も成功した映画として 評価が高い。ストローブ=ユイレ コレクション 以降続刊予定。 監督・脚本:ストローブ=ユイレ 原作:フランツ・カフカ 撮影:ウィリアム・ ルブチャンスキー William Lubtchansky 音楽:ルイ・オシュ 出演:クリスチャン・ハイニシュ 、ライナルト・シュネル、マリオ・アドルフ 1984年/ドイツ/B&W/126min./フランス語/解説リーフレット KKDS-208/4523215008150/紀伊國屋書店/\5,040(税抜価格\4,800)
- オタって商売になるんだよね。と人ごとのようにブログには書いておこう。