久しぶりに、銀座の旭屋書店に行ったら、読みたい本がずいぶん出ていたので、衝動買いの発作をおこす。

諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版))

諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版))

おお、久しぶりだ、諸星大二郎!「西遊妖猿伝」は、また長いお休みに入ってしまっているのだろうか?いつか完結するのだろうか?
自由とは何か (講談社現代新書)

自由とは何か (講談社現代新書)

"現代の自由の問題を様々な視点から問い直す!イラク人質事件と奇妙な自己責任論" 面白そうだ。
SIGHT別冊 「日本一怖いブック・オブ・ザ・イヤー2005」 (別冊SIGHT)

SIGHT別冊 「日本一怖いブック・オブ・ザ・イヤー2005」 (別冊SIGHT)

高橋源一郎×斉藤美奈子島田雅彦北野武よしもとばなな稲葉振一郎×山形浩生、とまあ、無難だなあ、という面子。相変わらず、島田雅彦は文学者のビジネスモデルとかつまらないことをいっていて、ぱらぱらめくっているだけでうんざりしてくる。というのは彼の個性が健在ということか。この人は、つまらないことを自分では面白いと思っていそうなところが、昔から嫌だ。さすがに、高橋源一郎×斉藤美奈子は面白いのだが、取り上げられている本よりも、この2人のほうが全然面白いので、ブックガイドとしては、役に立たない。取り上げられている本を読むかどうかは、自分で判断する、というのが正解だと思う。稲葉振一郎×山形浩生もそうだ。つられて本当に読むと偉く疲れる本だったりする。"SIGHT"は、北野武よしもとばなな、のインタビューが毎号必ず載っているような気がするが、気のせいだろうか?レギュラーの執筆というのはあっても、インタビューされる人が毎号同じというのは、前代未聞の雑誌だ。他にインタビューを受けてもらえる人がいないのだろうか?毎号買う人がいないから、ばれないとでも思っているのだろうか?まあ、私も年に1,2回しか買いませんが。
時効なし。

時効なし。

書をひろえ布団に入ろう。