機内(5月5日追加更新)

 マイレージカードでチェックインしたらプレミアムエコノミーというちょっと大きめのクラスにアップグレードしてくれた。要は、そこが埋まっていなかったんだと思う。この時期、ビジネス客はいないので、エコノミーから埋まっていくんだろう。早めにチェックインするといいことってあるんだな。プレミアムエコノミー快適。
 機内の映画は、クリント・イーストウッド特集をやっていた。新作はスクリーンで見たいので我慢。「荒野の用心棒」と「オーシャンズ11」を見た。スティーブン・ソダーバーグはこういうちょっと変わった娯楽物がいいのかも。許されざる者は2分くらい見てやめた
 キャビン・アテンダンスの片言日本語萌え。イギリス人なんだろうな。

ロンドン着(5月5日追加更新)

15:30@ヒースロー空港着、快晴。
→ピカデリーライン
→ノースライン(ホテルに近いほうの駅は通過されて一駅先まで行って戻った。地下鉄の路線図で、駅が丸で示されている駅と、棒一本で示されている駅があるが、この電車が止まるのかどうか、どう見分ければいいのか、全然わからん。多分、丸で示されている駅を使えばいいんだろう。)
→17:30@ホテルにチェックイン
 地下鉄が小さいんで驚いた。大江戸線よりも小さいんじゃないだろうか。そこに、でっかいのがぎゅうぎゅうになって乗っているのは、結構変な感じだ。やはり、世界最古の地下鉄ということなんだろうな。最初に作ったところよりも、後から作ったものの方が、やはり技術的には進歩しているわけだから、そこから時間がたってしまうと、むしろ最初に作ったほうは遅れていることになる。大体、明治維新前に最初の地下鉄が走っていたというんだから、大英帝国恐るべし。
 スーパーで水とバナナ、ライターを買う。やたらでかい野菜がごろごろしている。
 近くのカフェでリゾットとビール。£10+5。
 その後、大英博物館まで散歩。10分くらいだろうか。
 夜、テレビをつけたら、BBC2でビリヤードの選手権をやっていた。ルールが全然わからないが、結構面白い。なんだか、ゴルフのパッティングが延々と続くような感じ。こういうのを夜の10時くらいにやっているんだから、人気あるんだな、きっと。
 それにしても、ホテルの前のパブが盛り上がっている。夕方から、あちらこちらの街角ででっかいビールグラス抱えて、大勢で­たむろして立ち飲みしながら大騒ぎしている。これがこの国のライフスタイルなんだな。まあ、古典的な赤提灯とか、立ち飲みですね。店の外の路地で、スキンヘッドの売人みたいなのからなんかもらって吸っているやつも。
 ロンドンは町並みがやっぱり独特。アメリカ程、道路も広くないし、地図と実際の町並みが実感として一致しない。これがこの大通りなの?というくらい。やはり、都市としてのインフラができた時代のフォーマットに規定されているんだろうな。でも、伝染が目立たない町並みはやはりすっきりしている。
 ホテルの周りは飲食店や焦点がたくさん合って便利。小さな店がこれだけあるのを見ると、今の日本は大規模店が本当に小さな商店を駆逐してしまっているな、と改めて思う。
 ポイントがたまっていたので、一眼レフっぽいソニーの新しいデジカメ(DSC-HX1)を買って持ってきたのだけど、まだ慣れないし、さっと取り出して気軽に撮りにくい。やっぱり、コンパクトも持ってくれば良かったかも。でも、2台も持ってくるのはどうよ?とも思ったんだけど、迷ったらもってくるべきだったな。

@成田空港、2009年5月2日10時57分

 意外に空いていて、さくさく手続きも済んでしまった。9時半くらいについて、あれこれしても、10時過ぎにはゲートの前に来てしまった。搭乗手続きは11時5分からなので、WiFiで接続して、ネットブックitunesをダウンロード。立ち上げる時間、全然なかったんで。

出発進行

 8時29分。エレカシのニューアルバム聴きながら、電車で空港に向かっている。着くのは、これだと2時間前だな。まあ、大丈夫だろうけど、今日はただでさえ一番混むらしいし、この豚インフルエンザ騒ぎを考えると、後1時間くらい早くしとくべきなんだろうけど、寝坊しなかっただけ良しとしよう。
 エレカシすごい。なんで、こんなに言いたいことがあるんだろう?すごい。メロディなんかもう王道ど真ん中すぎて、歌謡曲を通り越して小学校唱歌みたいなところもあるし、歌詞もど真っ直ぐだけど、それがあの叫びで枠をはみ出す。あんなにハイトーンな声なのに、それでも届かないところまで歌おうとしなければ納まらない。その納まらない何かがスゴイよ。