2008年秋、RADIOHEAD来日決定!!

世界中を揺るがした新作『IN RAINBOWS』をリリースした彼らの約4年半ぶりとなる待望の来日公演が決定!
なんだって。サマソニの出演者も第1弾発表がモバイル会員先行で始まっている模様。今年はUK年らしいけど、本当にColdplayトリなら行かなくてもいいなあ。

合わせ鏡の中のスーパースター、イチロー

 先週末、NHKの茂木健一郎がやっている「仕事の流儀」とか何とか言う番組のイチロー特集をついつい半分くらい見てしまったのだが、やっぱり、この人は凄いなあという感心が1/3、興味深い人間だなあという好奇心が1/3、でも、こういうタイプ苦手だなというのが1/3で、見ていて凄く自分の中が複雑なもやもやとした状態になった。自分的には、こういうタイプの人というと、後、トム・ヨークとかスティングというのも、似たようなタイプの人だ。才能めちゃくちゃあるけど、キャラ的に余りに親しみ持てないんで共感できないというタイプ。
 ああだこうだ言っても、いくら影で努力していても、いくら考えていても、結局、それってそんな問題ではなくて、才能と持って生まれた能力が違うんだろう?という気がして、そうすると、当人はああだこうだ言っていても、それがどんな世界なのかは結局当人しか分からない。
 彼もそれでいろいろ言うのだけど、実際のところというのは、別次元過ぎてもう凡人には分からない。メディアの作る虚像、彼自身の言葉が結果的に作り出してしまう虚像、彼の自意識が作ってしまう虚像、彼の精神と肉体のギャップが作り出している虚像、そういう虚像の集成がイチローという存在なのかもしれない。もはやイチローを抜きにして鈴木一郎を語ることはできないということだ。
 でも、死に物狂いになっても冷静というか、どこかでちゃんと冷静に考えているというのは、実は凄く余裕があるということなのかもしれない。凄く小心で嫌な人なのかもしれない。自分の才能に押しつぶされそうになってもがいている可哀想な普通の人なのかもしれない。
 結局、本当のことなんてありはしないのかもしれない。メディアが作り上げるイチローと彼本人、全部ひっくるめた現象があるだけだ。あのテレビ番組では、彼が彼自身を語ることで、合わせ鏡の中で本人の像が無限に増殖していくような感覚があって、語れば語るほど、本当の彼がどれなのかどんどん分からなくなっていくような感覚に捕われた。
 そういう意味でやはりこの人は見ていて本当に面白いのだが、他人に共感を持たれることを半ばあきらめているようで、やはり、凄いなあ、と思いつつ、彼の小乗仏教的に求道者的な姿を眺めていると、彼のプレーを見ることはある意味残酷な楽しみなのかという気すらする。当人は、僕はプロなんだからプレー自体の出来を楽しんでもらえばいいのだ、と言うだろうが、見る側のこちらは別にプロでもなんでもないんで。なんだか、書けば書くほどこちらも何と言えばいいのか分からなくなってくる。
 やっぱり、そういうあれこれをひっくるめて、イチローは面白い。そういうあれこれがありすぎるので、決して彼のファンではないのだが。

未来は知らん顔さ 自分で作っていく
多分あなたはそう言うと分かっているのに

私はあなたの孤独に立つ意志を思い出すたびに
涙を湛えて震えているよ
拙い今日の私でも

(「スーパースター」/東京事変 作詩:椎名林檎、作曲;亀田誠治

イージス艦のレーダー能力

 漁船が近づいてくるのも検知できないのに、ミサイルを検知してうち落とせるんだろうか?根本的過ぎる疑問で、何なんですが。あれは1隻で1000億円はすると思うけれど、そうすると1000円分くらいはきっと税金払ってることになるんだろうから、言わせてもらうが、なんかだまされているような気がしてならない。