JACK JOHNSON 開演 15:00@横浜赤レンガパーク野外特設会場

http://www.smash-jpn.com/band/2008/04_jackjohnson/index.php

Apr.12th
15:00〜 Mason Jennings
15:40〜 Kaukahi
16:35〜 Matt Costa
17:45〜 Jack Johnson

 陽気が良くなったのでふらふらっと横浜へ。天気も良かったし、気持ち良かった。ジャック・ジョンソンも良かった。結構文句言いたいこともいろいろとあったけど、緩い雰囲気でなんだか萎えてしまった。

 まず、入場の仕切り悪いよなあ。まず、リストバンド交換があるので驚いた。そのリストバンド交換で30分待たされた。3時過ぎくらいに着いて並んだんだけど、列も進まないし、前の方で列がどうつながっているのかも全然分からない。当日券は列ができていなかったので、うらやましかった。どうせ全部自由席だし。手持ちぶたさで仕方ないので、流れてくる演奏を聞きながらフラスクのウイスキーをもう全部飲んでしまう。中に売店も屋台も一杯あるんだし、リストバンドなんていらないと思うんだけど。どうせ半日だし。何のためにリストバンド必要なのか、理解に苦しむ。




 並んでいるうちに腹が減ってきたので、赤レンガパークで花壇を見ながら、崎陽軒のシュウマイ弁当。この赤レンガパークみたいな倉庫をリフォームしたショッピングモールって、サンフランシスコとかアメリカの港町には、これの何倍かのサイズでごろごろしているので、あれと比べるとなんか妙にちまちましている気がするし、野原にぽつんと2つだけ倉庫が残っているという感じで、どうも解放感が今一つなくて、あんまり面白くない。お花はきれいだったけど。この隣がステージになっているし、モニターも見えるので、後ろの方で聞いているならここで聞いていた方が良かったかもしれない。広場の反対側でマットを引いてピクニックしていた人たちがいたけど、あれは正解かもしれない。



 ジャック・ジョンソンの前に、お友達が3組も出るので、ジャック・ジョンソン・フェスみたいな感じでお得感はあるのだけれど、みんなゆるーいリラックスした音ばかりなので、ずーっとかぶりつくと飽きるかなあ、と思い、ビール飲んだり、グッズ売り場覗いたり、環境団体のブース見物したり、トイレ行ったり、煙草吸ったり。天気良かったなー。で、マット・コスタの所から前の方にじわじわと進撃開始。ステージ向かって左側(=海側)をじわじわと上がっていき、ステージから45度、手すり前の位置に到達し、陣取る。真正面じゃなければ、自由席だと結構行けちゃうもんです。モニターなくてもちゃんと姿見えるし、ある程度距離は取った方が身長が高くない人は見やすい。反対側は車椅子エリアもあったし、やはり海側は塩の匂いも流れてくるのでここしかないだろうというポジション、ゲット。と思ったら、これが、・・・。

 外人がこのエリア多くて、煙草吸って警備員に怒られたり、こいつらがステージそっちのけで自分達の記念写真撮って大声上げて大騒ぎしたり、携帯電話で大声上げて話したり(笑)、なんかひどいんだよな。別にお行儀良くしろと言う積もりはないんだけど、こいつらは何しに来ているのか?別にここに来なくてもそこらの居酒屋でも路上でもやってればいいだろうが。こんな所で携帯電話かけたって、しゃべっている声が聞き取れないだろうが(笑)。やっぱり、頭の弱いのばかり日本に来ているんだろうか。厚木あたりの米軍の奴らなんだろうか。いくら外人だって、ここまで馬鹿なのは東京のライブではあんまり見ないけどなー。アホな外人って、本能だけに従って行動するから、アニマルなんだよなあ。まあ、日本人も日本人で、後ろのお姉ちゃんもずっとおしゃべりしっぱなしだったけどなあ。クラシックのコンサートでもないし、好きなように楽しめばいいと思うし、好きなように楽しんでいるみたいなんだが、何故、ライブを聴きながら、友達とお喋り延々としたいのか、自分達の写真を撮りたいのか、バカのすることはホントに分からない(笑)。ジャック・ジョンソン+ヨコハマ+野外=観光地ということだろうか。


 そういえば、ジャック・ジョンソンですが(笑)、やっぱり良かった。緩やかでスローライフなんだけど、骨が太いというか、芯があるというか、やっぱり曲がよいし、ちょこっとやった「Whole Lotta Love」なんて聞くと、やっぱり曲を受け止めるだけの自分のスタイルが確立されてるのってやっぱりすごいなあ、と思う。
 途中、前に出たゲストたちが次々とステージに現れて2,3曲ずつ一緒にやるのだけれど、みんな髭が濃い人ばかりだったような気がする。こうして聞き比べてしまうと、ジャック・ジョンソンは曲のクオリティーがやっぱり図抜けているわ。環境も本気みたいだし、伝えたいもの、歌わなければいけないものを、やっぱり持ってる人なんだろうなあ。