鈴木先生(4):武富 健治
- 作者: 武富健治
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/01/12
- メディア: コミック
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これもついに4巻まで来たけど、さすがに今回はネームが多すぎだと思うんだけど。かなりとばして読んでしまった。なんかすごいなあ。それにしても、これって理屈っぽいと言っていいんだろうか。何か、ネットの書き込みみたいなネチネチした理屈のお説教が続いて、ちょっとたまらないな、ちゃんと読めば面白いんだけど。
自我をコントロールしないそのまんまのエゴの爆発とぶつかり合い、それを裁く鈴木先生の裁きっぷりによるドラマの展開、裁いているはずの鈴木先生の内面にある矛盾や本音、というのがこのマンガの見どころなんだけど、手の内、心の中を隠せるのが鈴木先生だけなんだよな。まあ、それが大人ってことなんでしょうか。大人だって内面とか本音はあるからね。後は、周りの先生にしても、親にしても、言いたいこと思ったことそのまんまっていうキャラばかりだもんな。
うわ〜、やだな〜、と思いつつ読むのを止められなかったな、今回も。