ハチワンダイバー (1) 〜(4): 柴田 ヨクサル

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 3 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 3 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)

 読了。
このマンガがすごい!2008

このマンガがすごい!2008

でトップなので読んでみた。成る程、おもしろい。強引な展開、属性萌え、やたらダイナミックで肉感的だけどエロいのかどうか良く分からない絵。ちょっと島本和彦っぽい気がする。
 ハチワンダイバーというのは、9かける9は81の将棋盤の底深くまで潜るように集中して考えて必殺手を見つけるんだ、という主人公が自分につけた呼び名。彼はプロにもなり損ね、賭け将棋で生きている。ひょんなことから最強の賭け将棋師「アキバの受け師」に出会う。彼女はあるときはデリバリーメイドさんで、という「麻雀放浪記」の将棋盤というか、現代版というか、なんというか。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

 また梅田センセーだけど、将棋の話がこの本にも良く出てくる。それは最近はネットでみんな対戦しているので、才能のある奴はある程度のところまではあっという間に成長してしまう、でもそこから先に進めるかどうかというのはまた別だ、でも、将棋のプロになれなくてもいろいろその好きな将棋の周辺で生きていく道はあるぞ、おれもいろいろ考えたけど結局経営コンサルタントになっちゃったけど、というなんかアレな話なんだけど。でもこの著者は実際に子供のころ将棋が強くて奨励会に入り損ねた程みたいだ。それがこうして将棋のマンガを描いているんだから、そういうのも確かにありだなあ。