『いつまでもデブと思うなよ』: 岡田斗司夫(2)
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: 新書
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レコーディング・ダイエットのポイント
①助走
- 体重を毎日計る。
- 口に入れたもの全てをメモする。
- ガマンしない。
②離陸
- 体重・体脂肪率を毎日計る。
- 口に入れたもの全てをメモし、カロリーを計算する。
- どうやれば総カロリー数を減らせるか想像してみる。でもガマンはしない。
③上昇
- 体重・体脂肪率を毎日計り、口に入れたもの全てをメモし、カロリーを計算する。
- 一日の摂取カロリーを年齢・性別に会わせて決め、それを守る。
- 食べ過ぎても後悔や反省はせず、翌日からのフォローで切り抜ける。
- 毎日、水を2リットル飲む。
④巡航
- 75日目当たりに体調の変化がある。
- 体重や体脂肪は、脈動的に変化する。
- 停滞期はいろんなダイエット法を併用して乗り切ろう。
- 豆乳野菜ジュースはオススメ。
⑤再加速
- 食べ物の好みの変化に気をつけよう。
- 「満腹」や「ちょうどいい」の直前、「まだちょっと足りない」で食事を止めよう。
- 「○○が食べたい!」という欲望ではなく、「○○を欲しがっているな」という欲求を自覚しよう。
こうして眺めてみると、まず第一に、とにかくプラクティカルで実際にどうすればいいのか、実際に出来なければ仕方ないので出来ないことはやろうとしない、出来るようなやり方でやる、という方針が徹底していることが分かる。これは、多分色々なダイエットをやって失敗してきたんだと思う。
第二に気がつくのは、それだけではさすがにダイエット出来ないので、頑張らなければいけないんだけど、そのための意識改革が合理的に出来るようにすることにすごくエネルギーを使っていることが分かる。①から②の段階では、何もガマンせずにひたすらデータを取り、カロリー計算を覚えることにエネルギーを使っている訳だ。これは「さあ、ダイエットするぞ!」と盛り上がっている人にすれば、拍子抜けな訳だが、ここがポイントなのだろう。問題を分析し、理解するというところにこれだけエネルギーと時間を使えと言っているわけだ。そうすれば、自然と意識も変わる。
第三に目につくのは、④から⑤のリバウンド対策。この辺は経験者ならではの説得力がある。この辺では、最初の合理性追求とは違って、自分の感覚との戦いが焦点になっている。これはここまでこないと分からないんだろうな。
運動しても痩せないと言うのは、万歩計を今週使って3日で分かった。でも、ダイエット商売は何かを売らなきゃいけないわけだし、誰も努力なんかしたくないし、できないから痩せないわけで、他力本願のために色々なツールや食品が次から次へと現れては消えているのだと思う。このレコーディング・ダイエットで必要なのはメモ帳と体脂肪計付体重計だけ。
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でもカロリー計算って、そんなに簡単じゃない。
ダイエットメモ帳
サンホオリジナルのメモ帳だよ!ダイエットがなかなか続かなくて困っている…なんてコにぴったりなメモ帳!毎日書き込んでいくことで、理想の自分になれちゃうかも…。
のレビューを見ると、
JSGすち 元JSGさんの評価:★★★
1週間くらい続いたけど時間とかわかんないし…あと、1日かきわすれたり体重はかんのわすれたりしたらソコでやる気超ダウンするぅ↓↓でもなんカあるだけでダイエットする気になるカラ続く人は買ったほうがイイと思う♪
ゆきナーボさんの評価:★
とにかく続かない・・・私は3日でおわりました;根性ない人は買わんほうがいいと思うキロ
まっぺさんの評価:★★★★★
これ、とってもいいよ\(~o~)ノ書きやすいし、デザインもかわいいよ(^^♪
みーさんの評価:★★★★★
いつも3日坊主だったから続くか心配だったけど、意外と書くのが楽しい!食べ過ぎずにすむので、たくさん食べちゃう私でも安心。これのおかげでちょっと痩せました♪
あやさんの評価:★
これ紙くさいし、すぐあきるよ。だって、一日で終わったモン(ー。−;)
なんて調子だし。
体重測定やメモくらいまでは出来ても、カロリー計算という時点で、結構挫折する人は多いんじゃないだろうか。そういうことにのめり込めるかどうか。というと、やっぱり、これはオタク向けのダイエット方法かなと言う気はする。コンビニとか、カロリー表示はかなり多くなっているけど、それでも全ての食べ物にカロリー表示があるわけでもない。そういう意味では、
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こういう道具を使うと大分やりやすくはなるだろう。そこの技術習得と後半の自分の感覚との対話能力みたいなところがこの方法のポイントかなと思う。オタ向きだな、ほんとに。