聞きたくないことは聞かなくて済むし、知らなければいくらでも知らないままでいられるような仕組みの世の中
- 作者: 雨宮処凛
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 104回
- この商品を含むブログ (141件) を見る
結局、マスコミは殆ど企業からの広告費で持っているようなものだから、広告を貰えなくなるような記事など書く訳がない。そう知っていても、書かれていないことは読むことできない。
じゃあ、なんのためにネットやっているんだよ?と言うことになるけれど、ネットって、自分が積極的に興味を持って能動的に情報を探すトピックス以外は、むしろ絶対に見ないメディアだ。どんな情報だって発信できるけど、その情報を積極的に検索までして知りたいと思っている人にしか殆ど届かない。情報化社会と言いつつ、自分の聞きたい話しか聞かないようになっていく仕組みになっている。聞きたくないことは聞かなくて済むし、知らなければいくらでも知らないままでいられるような仕組みの世の中になってしまっているのだ。そのことが、自分にとっては、まず我が身で感じることができる恐ろしさだ。
派遣業界(請負含む)がヤバい件: やまもといちろうBLOG(ブログ)
経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版