ターシャからの贈りもの 魔法の時間のつくり方

12月25日（月）総合　午後7:30〜8:42
http://www.nhk.or.jp/winter/gtv/gtv_13.html
　あ、これ見なきゃ。写真集一冊持ってるけど、この人の庭って花が咲き乱れていて本当にすごいんだよな。家もスゴイ。絵本作家と言うより、絵本の中のような世界で生きているって感じなんだよなあ。こういう暮らしを年取ったらしてみたいな、と思うけど、絶対出来ないだろうなと言うのも分かっているので、永遠の憧れ。
　で、見ました。もう、佇まいだけでも何だか感動的な強さと慈愛があって、心打たれた。自分の人生も後どれだけ残っているのか分からないから、少しずつ庭を自然に戻していくのだ、と野草をほったらかしで育つままにしているのが、すごいなあとしみじみ思った。孫の嫁が「完全を目指すことより、過程を楽しむことを優先するのが彼女のやり方の本当に素晴らしいところ。でも、私はまだまだ完全を目指して頑張らなきゃいけないけど」と言うのが、なかなか良いこと言ってるなぁ、と思った。
　「我慢するのが大切だ」なんていう良きアメリカ人を本当に久しぶりに見たような気がする。アメリカでも、カリスマ主婦のマーサ・スチュワート（インサイダー取引で服役）から、古き良きアメリカの価値観を引き継ぐターシャへ、みたいな流れってあるんだろうか？
　この土地に最初に来たときに見つけたという７つの四つ葉のクローバーの押し花を見て、「ハチミツとクローバー」読んだ後だったので、もう素直に「うん、うん」と納得。

ターシャの庭