「ミュンヘン」

日本の伝統文化である着物の知識を深めよう初めての着物ライフ〜着物の種類やきつけHowTo
2005-12-06
 トリノオリンピック開幕に会わせて見に行った、というわけではないのだが、見てきた。2時間45分、長いかな、寝るかな、と思ったけど、結構面白かった。流石に、脚本しっかりしているから、この時間持つんだろうけど。でも、ちょっと長いかなあ。まあ、言わんとすることと言うのは最初から分かってるわけで驚きもないんだが。
 子供は殺さないんだろうな、と思いつつ見ているんだけど、これは事実がベースなのであり得るかも、と言う気もしてその辺が逆に不安感にはなったりした。
 最近のアメリカ映画のスタイルなんだろうけど、やはりくどい感じはする。オリンピック村の襲撃犯を一人一人暗殺していくところを律儀に追いかけるんだけれど、こういうところは、昔なら途中はすっ飛ばして、暗殺を報じる新聞がばさっ、ばさっ、とテーブルに置かれて、最後のケースにまで行ってしまうとか、そういう省略があった。この映画では、フランス人の情報屋とのやりとりが何回も出てくるんだけれど、あそこは削っても大丈夫だから、情報屋を全部ばさっとやれば、2時間ちょいくらいになる。safe houseでのETAたちとのやり取りなんかも、ルイに対して疑惑を引き起こし、国のないものの声を語らせて、後の暗殺にまでかぶらせる巧い構成になってはいるんだけれど、無くても平気。細かい芸も映画の楽しみではあるが、こういう中途半端な脇筋が多すぎる(今のアメリカ映画全体がそう)。こういうところ、ズバリ言って、今のアメリカ映画全て下手。監督と編集の関係と言う問題もあるのだろうけれど、スピルバーグ相手では編集もしにくいだろうな。
 丸の内プラセールは左手奥に何故かマッサージ椅子(無料)が2つある。意味不明。早めに着いたので、試してみた。オムロン製。何だか、痛いだけで、あんまり効き目がない。椅子の中に変な動物がいてごろごろ動き回っているみたいで、単に座り心地の悪い椅子という感じ。ロビーじゃなくて、館内の椅子にマッサージ椅子席というのも面白いかもしれない。席も、あのくらいゆっくりしたファーストクラスという席があっても良いんではないか。そんなことすると、¥3000位の値段になるのかなあ。