James Brown, James Brown, James Brown!!

 やっとチケット届いた。というか、配達証明郵便を郵便局まで取りに行った。運動にはなったが、日が暮れてしまったよ。配達証明郵便って面度くさくて勘弁してほしい。昼間うちにいなければ受け取れるわけないからね。ヤマトが宅配便のコンビニ止めサービス始めるみたいだけど、駅ネットでこれできると楽なんだけど。ネット商取引といっても、ネットで物を送れるわけじゃないからね。こういう物流サービスもっているところは、すごいビジネスチャンス持ってると思うんだけど、そういうところほど電子化されていないというジレンマもあるのかなあ。
 JECインターナショナルの先行予約のやり方は、どうにも不安なので、届くまで安心できない。これで一安心か?でも、過去には同じ席を複数発券したこともあったようなので、まだまだ、不安。席は1階の真ん中通路の当たり。先行発売というほど良くもなし、文句をいうほど悪くもなし。ストーンズもちゃんと届くことを祈るのみ。

俺がJBだ!―ジェームズ・ブラウン自叙伝 (文春文庫)

俺がJBだ!―ジェームズ・ブラウン自叙伝 (文春文庫)

 この山形浩生大先生翻訳の伝記は、必読。彼が如何にプロフェッショナルで、プロフェッショナルと言うことは如何に金に関してシビアであるべきなのか、そもそもアメリカに於ける黒人というのはどういう存在なのか、その黒人がビッグになるとはどういうことなのか、レイ・チャールズのような愛される存在になることもなくスライのように潰れてしまうこともなくショービジネスの世界で生きていくとはどういうことなのか、アメリカとはどういう国なのか、そして、JBという男はどういう男なのか、圧倒的な迫力で迫ってくる名著。とはいえ、この人がどれだけホントのことをしゃべっているのか、人を騙すために嘘をつく人ではないと思うが、自分に都合の悪いことは都合の良いようにしゃべるのは当然だし、それが俺という男なんだ、それがこの世界で生きていくためにはまず身につけなきゃいけないことだ、なんていったって、この世界で自分を守ってくれるのは自分だけなんだからな、この世界で生き残りたかったら、これをまず良く覚えておくんだな、とオレ様節についつい憑依されてしまいそうになる位インパクトがある。
 ちなみに、「芸能生活50周年」でググルと里見浩太朗小林旭、と言ったところの名前が挙がる。ここまで来ると既に妖怪なので、年は関係ないと思う。が、JBsだけで1時間、JB出てきて2,3曲やったところでマント投入、なんていうのは勘弁して欲しいな…。本当にステージで倒れても、「あれ、今日はちょっと早いな、あれ、死んでる?!」なんて、…。か、格好良すぎる。