長寿番付19位の110歳女性、40年以上行方不明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000401-yom-soci

 厚生労働省発表の「長寿番付」19位に、所在が未確認の110歳とされる女性が掲載されていた問題で、この女性は、40年以上前から行方が分からなくなっていたことが14日、東京都荒川区の調査で分かった。

 区が、女性の住所地に住む長男の妻(73)に聞き取りしたところ、女性は長男夫婦が結婚した10年後の1962年ごろ、財布も持たず失跡した。書き置きはなく、長男夫婦から警察に家出人捜索願も出されていなかった。99年の長男死亡後、妻は一人暮らしだという。

 また、100歳以上として公表された福島県の1人が今年7月25日に死亡していたことも新たにわかった。すでに北九州市の36人、東京都の1人が集計ミスで多く数えられていたことが判明しており、厚労省が公表した100歳以上の高齢者数は、実際より少なくとも38人多かった。

 厚労省は、ほかに所在不明の人がいないかなど再調査している。
(読売新聞) - 9月15日10時22分更新

長生きすると、いろいろある。