ローレライ

  • 監督:樋口真嗣、出演:役所広司妻夫木聡柳葉敏郎香椎由宇石黒賢堤真一、原作:福井晴敏
  • 見ちゃったよ。音が何か凄かったと思ったら、ジョージ・ルーカスのスタジオでミックスやってるんだねえ。潜水艦の中の美術、なかなか年季入った感じで、渋い。でも、当時なりに最新鋭潜水艦なんだから、あんなに年季入っているか?役所艦長、格好いい。でも、こんな事言える艦長があのころいたか?それから、パエラちゃん(香椎由宇)のあのヘンチクリンな下着?包帯?ありゃ、コスプレだっつうの。でも、萌え萌え。大喜び。香椎由宇ちゃんもアニメ好みな美人という気がする。秘密兵器「ローレライ」の正体が、あんなオカルトじみたっつうか、あんな三文アニメみたいな仕掛け、っていうのは笑っちゃったよ。あれって、SM以外の何ものでもないよね?そう思うと、もう、思いっきり激しく、超萌え萌え(笑)。市井の一変態としては、大満足ざんす(笑)。全体に、かわぐちかいじ+オカルト+アニメ(詳しくないんで、どれとは言えないけど)のストーリーを、役所広司妻夫木聡柳葉敏郎石黒賢と、渋いキャストで強引に押し通した、という感じ。大体、「亡国のイージス」とも似すぎてない、艦内にテロリストが潜入してるとか?役所広司の演技がなかったら、これ本当に寒かったろうなあ。良くも悪くも、期待通りの★★★(満点は★★★★★で)というところ?役所広司が好きで、暇なら、見ても良いんじゃないの?といったところ。という訳で、予想通り、阪本順治の「亡国のイージス」に一層の期待。こっちは、自衛隊創立50周年記念映画みたいな、何かヤバイ事になっている?でも、阪本順治って、あれだけの映画をちゃんと一年に一本撮っているんだから、本当に偉い。やたらとまず海外の映画祭に持って行きたがる監督なんかより、ずっと骨の太い映画を毎年ちゃんと撮っているんだから。

原作と脚本に共感した海上自衛隊は「任務に誇りを持つ血の通った人間が描かれている」と史上初となる全面協力を快諾。通常任務に支障がない範囲で訓練に密着した撮影を許可し、さらに会話や通信に登場する用語の監修、敬礼の仕方に至るまで、俳優たちの訓練をも実施した。協力は海上自衛隊だけではない。この作品では航空自衛隊もまた全面協力。最新鋭のF2支援戦闘機による撮影用の離着陸が許可されたうえ、飛行するF2支援戦闘機をT4中等練習機に乗ったカメラマンが追う、高度1万3000フィートでの撮影も可能になった。作品の抱えるテーマと、リアリティを追及する製作側の意向に賛同した防衛庁の全面協力体制によって、ここに“本物”でしかあり得ない空前のリアリティが実現する!

ローレライ、浮上

ローレライ、浮上

ローレライ オリジナル・サウンドトラック

ローレライ オリジナル・サウンドトラック

モーツァルトの子守歌

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  • アーティスト: ヘイリー,ラッシュ・バイ・タカシ・カトウ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/01/21
  • メディア: CD
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