大前研一の『考える技術』を考える技術

考える技術

考える技術

殆ど病気だ!というところもある大前節。

事故を起こすと困るので大きな声ではすすめられないのだが、目をつぶって道を歩くこともある。
  • 面白いから今度やってみよう。
このように私は、生活の中で自分でパターン化すべしと思っていることは、全部パターン化しているのである。シャツにしても、同じ形で色違いのものを六三着持っている。
  • オバケのQ太郎みたいだな。漫画だったら書くのが楽でいい。昔、バットマンで、バットマンがクローゼットを開けると、同じバットスーツがずら〜と並んでいるというシーンがあったけど、あんな感じなんだ。奥さん楽で良いですね。
  • この世の中で一番面白いのは、まじめ=論理的に考えて、しかも、考えた通りに行動してしまう人だと思う。
  • 中身も為になるところはたくさんある。逆にこれだけ論理的で説得力があると、本当に信じて良いのだろうか?という疑問を感じさせてしまうのが、大前さんの唯一の問題点かも。ただ、当人にしてみれば、これを信じろといっている訳ではなく、こうに決まっているだろう、と言っている訳で、それを信じる/信じない=自分では何も考えようとせず、人の意見に乗っかることだけ考えている方が問題なのだが。こういう日本的レスポンスが大前さんをいらいらさせ、過激に突っ走らせるのではないか?