60 minutes (2004/11/27, 2005/1/8分)

  • ベトナム戦争の遺品回収作業、血液型違いの1歳未満の幼児への心臓移植手術、同性愛の主教、刑務所での強制プログラムとして書かれたノンフィクション、虐殺犠牲者のDNA鑑定、ミシェル・ウィー(順番は滅茶苦茶)。
  • DNA鑑定の威力はものすごい。これまでの法医学では10%程度の精度(殆どの遺品は当人のものと言い切れるどころか、間違っている可能性すらあったということ)だったのに、99%の精度で判定出来るのだそうだ。血液型が違っていても、免疫がまだ無い乳幼児のうちは違う血液型でも心臓移植が出来るのだそうだ。幾ら、ネズミでうまくいっていたとしても、「今やらなければこの子は助からない」と決断した医師は偉いと思う。でも、失敗していたら?と考えると、恐ろしいが、リスクを負っても決断したというのは名誉心だけではやはり出来ない行為だと思う。
  • 刑務所での矯正プログラムは、やはり刑務所側の陰湿な嫌がらせだと思う。本の印税で金持ちになり支払い能力があるだろうと、1400万円も請求するとか、プログラムに関連するデータをPCから全部消去する、というのはあまりに低レベルの嫌がらせだ。同性愛の主教の話もそうだが、同性間の結婚などの国内の倫理的問題が実は大統領選の焦点だ(った?)というバラカンさんのコメントはなるほどと思った。ある意味では、ブッシュの思うつぼになってしまった、ということか。ミシェル・ウィーのコメントの堂々としているのには、ぶったまげた。福原愛以上だ。「男はみんなプレッシャーに弱いですからね。男のプライドなんて脆いものよ。(どこでそんなこと覚えたの?)パパとラウンドするときも、何かかけるといつもボロボロ。いつもこの手を使ってるわあ。」