「ヤバファイル」と言えばUFJ銀行が有名です。

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  • 「もっとMOT」は最適解か――技術覇権競争が企業活力(核心)2004/10/11, 日本経済新聞 朝刊
      • なかなかこの記事はいいとこついてます。
    • 最近脚光を浴びているMOT(技術経営)の議論からすれば、死に筋、生き筋の技術開発を早い段階からふるいに掛ける、もっとうまい経営戦略の選択があるかもしれない。研究と開発の間の「魔の川」や開発と製品化の間の「死の谷」をかろうじて越えたのに、製品化と事業化の間の「ダーウィンの海」におぼれては元も子もない。次世代DVDのデファクト標準争いやSEDの参入はリスクを最小にする意味ではMOTの最適解ではないだろう。
      • が、何でもMOTにしていないか?というか、技術に関する経営判断がMOT。やるもやらぬも経営判断。競争戦略も、立派な経営判断だぞ。スゲー表層的なキーワードを捕まえて都合の良い土俵で論じても、本当の技術経営論が今度は疎んじられるようになる。それは変だよね。マッチポンプのマスコミ議論にはして欲しくないんだよなあ。と、今度は貶してみる。
    • 半面、より大きな市場を取り逃がすリスク、次世代のための事業機会を見逃すリスクを回避するのも経営者の責務だ。経営に技術の視点をというのは分かるが、一線の技術者まで「もっとMOTを」という「はみ」を噛(か)ませるのは考えものだ。日本企業が自由競争の野性を取り返すことが先決である。局所的な分別が再浮上してきたアニマルスピリットを抑え込んでは逆効果だ。
      • そう、技術者ではなくて経営者のする議論、というのは正しい。でも、経営やマネジメント(単なるプロジェクトマネジメントではなく)を論じられない技術者は、いつまでも技術者止まりで管理職失格。テクノロジーアニマルになるか、テクノロジーマネージャーになるか、ここは個人の資質もあるし、難しいところだと思う。
    • MOTは一九九〇年代に米国が競争力を回復するひとつの触媒になったという触れ込みだ。そのMOTの本家の米国でリアプロジェクションの一部を除き、薄型ディスプレー産業が事実上存在しない。液晶もプラズマも有機ELも、もともとの研究は米国から発生しているにもかかわらず、である。
      • でも、PCのOSやCPUメーカーは日本にないぞ?ディスプレイは日本の家電メーカーの土俵だし、ここはやらない、と言うのも立派な戦略、集中と戦略、MOT。
    • 九〇年代初期に国防総省が軸になって薄型ディスプレーの産軍コンソーシアムを結成し、精力的に開発を助成してきた。それでも多くは「川」か「谷」か「海」のどこかで埋没した。SEDに似た技術開発でコンソーシアムの期待の星であったキャンデセント社は破たんし、主要資産は今夏、キヤノンに買収された。日本企業には解けてもMOTでは解けない壁を乗り越えられなかったに違いない。
      • 根性を取ったら日本には何も残らない、ってことでは。キャンデセントなんて、黒字倒産なんじゃないの?それで、日本の電気会社のROEがIBMやMSやインテルより高いなら兎も角。経営って、どうやって儲けるか、ってことなんじゃないの?全然、経営出来てないじゃん、日本の会社。やっぱり、これはいいとこついてるけど、本質外したマスコミらしい論旨になってるわ。だめだ、こりゃ。と最後は貶してみる。
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