北朝鮮の地下核実験場をGoogle Mapで検索してみた

産経ニュース

北朝鮮の国営朝鮮中央通信は9日午前11時半ごろ、「地下核実験が成功裏に実施された」と報じた。韓国地質資源研究院は同10時35分ごろ、北朝鮮咸鏡北道金策市付近でマグニチュード3.58から3.7の規模の地震波を感知した。韓国政府高官は、北朝鮮が3日の声明通り、核実験を実施したとみている。同研究所によると、震源は北緯40.81度、東経129.10度の地点。

 Google Mapでこの地点を調べてみる。"N40.81 E129.1"で検索出来た。地図は出ないけど、航空写真にするとある程度まで見ることができる。ホントに山の中だ。でも、南東に何か建物があるみたいだ。さらに南側には、この何もない山の中に一直線の道路が走り、切り開かれたエリアがある。ここが核実験が行われたところだと思ってみると、何だか、無茶苦茶無気味だ。拡大しようとしても、ある程度以上は拡大出来ないのは、意図的なものか、元々そうなのか?

 震源の緯度経度まで発表するのって、こうして調べなさい、ってことだよね?多分、ここが震源だと最初から知っていて、震源を特定したと言っているんだろうな。
 米軍が中東と2方面で作戦を展開する余裕は今ない、と思って、やりたい放題だな。これで、中国がどう出るか?中国に説得を期待できるんだろうか?これまでの関係はあるだろうけど、そろそろ中国も持て余しつつあるのではないか。中国は、北朝鮮に対してはどれだけ影響力を保持しているというのか?中国がコントロールできない段階に入ったというのが、今回の核実験の意味ではないか?
 とはいえど、地政学的に北朝鮮の干渉地帯としての意義を中国はどう考えているのか?中国がアメリカと裏で手を打って、半島北部に侵攻して、現政権を崩壊させてしまうなんていうシナリオはないのかな。日本やアメリカにしてみれば、手が汚れないから、一番楽じゃないだろうか。中国ならやりかねないけど、オリンピック前というのが、ネックになるかな?ロシアがむっとしそうだけど、それもまずいか。でも、ロシアも極東に兵力出す余裕はないはず。中国がアメリカに対抗する超大国となるには、この地域に置ける力を見せる必要があるはずだが。
 ここがもっと詳しい。
http://blog.livedoor.jp/usamaid/archives/50161985.html
Google マップ
 何だか心霊写真というか、賽の河原もかくありなんという荒涼感。。。

 いずれにしても、これはもう開戦前夜の緊迫した状態になったのではないだろうか。妥協点を見いだすのは難しいと思う。開戦したら、核爆弾が東京に飛んでくるんだろうか。