大阪ツアー1日目


 12時13分東京発の新幹線で大阪へ。Perfume大阪城ホール公演、2日間見てきます。
 駅弁は、深川飯。味付けが煮物もすごく甘い。でも、595kcal。うとうとしたり、本読んだり。
 ネットブック持ってきたんだけど、昨日はバタンキューだったので、日曜の朝、ホテルで朝食後書いてます。この前、大阪来たのって、10年近く前かな。スタバとかおんなじようなチェーン店増えているのかな。まだ、そんなに歩いていないけど。
 なんか、道行く人を見ていると、服装も地味と派手の2通りなのかな、という気がする。あと、表を歩いていると、赤好きなのかなあ、確かに大阪って色なら赤だなあ、という気がする。後、人がゆっくり歩いているような気がする。そんなかんなで街の空気ができているんだな。後、このごみごみした密度ね。電車の行き先を聞いている人の丁寧な応対とか、コミュニティ的な感覚、人と人の距離感、みたいなもの、歩いているだけで、何となく感じる。ほっとするけど、まあ、ここには住めないタイプだなあ、自分は、と思ったり。やっぱり、旅行はおもしろい。
 新大阪の駅も何となく空港っぽかった。駅ナカというより、空港のラウンジイメージしたのかな。駅を改装するときに、飛行機との競合も考えたんだろうな。

 ホテルチェックインして、ぶらぶら歩きながら、大阪城ホールへ。途中でハンバーガー食べた。でも、屋台がいっぱいあったので、後悔した。たまごせんべいとか、見たことないものもあったな。公園の中ぶらぶらすると秋という感じで気持ちよかった。野球場みたいなエリアがあって、がんがんノックしているお姉ちゃんがいたけど、格好良かったな。会場の周り一周してみた。



 で、会場の前、コスプレしてる人があちこちに。すげー。面白いけど、モザイクかけたくなるようなきもいのもいたような気が。ピノのCMのコスプレさんはいいとして、GAMEのコスプレ野郎はきてたな。

 で、日本酒一杯飲んで入場。結局、Tシャツとキーホルダーを買い、ガチャガチャ1個。まあ、記念、記念。

 席はアリーナど真ん中20列目あたり。花道に出てくると、もう真横。ある意味、この辺がこのステージだと最良の席かも、という良席。レーザーが頭の上を横切る。音も良かったし、盛り上がった。演出とか、照明とか、すごかったな。去年のサマソニは別にして始めて単独のライブ見たけど、新鮮だったなあ。こういうの生まれてこの方見たことなかったし、新しい世界が目の前に開けてしまった、という感じ。
 前の席のファンクラブの人がすごかったんだよな。もう、全曲、自分の振り完成していますという感じで。ちゃんと振り付けにあわせて、「自分のパート」やっています、という感じで、あれは多分3人の誰かの代わりで入っても、踊れるのだと思う(それがどうか、というのは別として)。すごいわ。
 それにしても、3時間半というのは、すごいエネルギーだな。半分くらいはしゃべっているけど。サンボマスターも話長いが、Perfumeもしゃべり長い、というか、しゃべりというよりは、「客いじり」とおしゃべりだけど。でも、それが面白くて参ったね。それにしても、ヒールでよくあれだけ動けるな。パワー半端ない。
 ホテル帰って、寿司食べて、後はバタン。さあて、そろそろ大阪観光行きますかね。

SET LIST
01. Take off
02. NIGHT FLIGHT
03. エレクトロ・ワールド
04. Dream Fighter
05. love the world
 MC
06. Zero Gravity
07. マカロニ
08. SEVENTH HEAVEN
09. Kiss and Music
 お色直し(Speed of Sound)
10. edge (⊿-mix)
11. シークレットシークレット
12. I still love U
13. Baby cruising Love
 MC
14. ワンルーム・ディスコ
15. ジェニーはご機嫌ななめ
 P.T.A.(パッと楽しくあそぼう)
16. チョコレイト・ディスコ
17. ポリリズム
18. Puppy love
 ENCORE
19. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
20. Perfume
21. 願い

(2009年8月17日更新)袋田発まで

 もっと退屈して、もっとだらだらして、もっと本を読みたかったのだけど、貧乏症なのか、山に登ったり、土産物にはまったり、なんか、色々充実してしまった。
 よく眠れなかった上に早く目が覚めてしまったので、あきらめて、朝6時半から朝風呂。朝の露天風呂は気持ち良かった。朝から風呂に入ることなどまず無いので、なんだか、露出しているみたいで、妙にドキドキする。変な性癖に目覚めてしまいそうで怖いが、妙に気持ち良い。
 すっきりしたところで、朝食。大体、昨日と同じメニュー。でも、美味い。
 荷物をかたずけて、9時半くらいにチェックアウト。今回泊まった「思い出浪漫館」、非常に快適だった。また行きたいな。とても親切で、却って、「これって、やっぱり、一人で滝を見に来ている御客って、危ない、と思われているのかなあ・・・?」と一瞬頭をよぎるくらい(笑)。お勧めです。
 今日は郡山に御墓参りに行きますが、何せ、ローカル線なので、8時半、9時半、10時半という感じのダイヤ。てくてくと散歩がてら駅まで歩きました。歩いても15分弱かな。

 やっぱり、水が澄んでいます。魚が集まっているのが橋の上からもしっかり見えます。

 もうすぐ駅です。水郡線上りが通過していきました。

 なんか、絵に描いたような日本の田舎です。田舎って本当に良いなあ、と思いました。ペーパードライバーは生きていけませんが。そう思うと、なんか、ますます心惹かれます。


 踏切って絵になりますねえ。麦わら帽子を被って、新潮文庫夏の100冊を握りしめた蒼井優ちゃんが線路の上を走ってきたらどうしよう?と思いましたが、心配無用でした。
 時間もあったので、川岸に降りてみました。

 これ、何て言うトンボでしょう?近づくと、ちょっと先へ、近づくと、ちょっと先へ、まるで道案内をしているかのようです。

 間近に見る川はやはり水が澄んでいます。これが、本当は当たり前なんですね・・・。

 袋田駅へ。なお、Suica水郡線では通用しません。

 何もないということは、どれだけ贅沢なことなのでしょうか?夏休みだなあ、という思いが、五臓六腑に染み渡ります。

 ホームで電車を待ちます。7,8分遅れて運行していました。

 さあ、電車がやってきました。

 途中、大子辺りの風景は、見事でした。今度はあの辺の温泉にも行ってみたいです。この辺りは、良くも悪くも垢抜けない日本の田舎という感じで、すごく良い感じでした。田舎が変に売り物になっていなくて、そのまんま、という感じがとても良いです。

(2009年8月17日更新)郡山

 もう、ざっと写真だけ。
 駅にはなんかのお祭りで提灯が。

 ひまわり!

 時間があったので、駅前のビルを覗く。


 この1階のマンモス、鳴き声を上げながら、動きます。目がぱちくりするのがリアルすぎて、子供が「こわい〜!」とビ〜ビ〜泣いていました。



 22階は科学教育館みたいになっています。

 宇宙メダカの子孫。

 鉄道模型ジオラマ

 見晴らしはすごく良かったです。

(2009年8月16日更新)袋田の滝

 朝は7時半頃起きて、朝食。いわゆるホテルの朝食バイキング。これがどうしても食べ過ぎるんだよなあ。和洋あったら両方食べたくなるし。しょうがないので、少しずつ取るんだけど。焼きたてのパンと炊きたてのごはんは、やはりうまい。部屋に戻ってごろりとして、1時間くらい二度寝


 結局10時半過ぎに地図を貰ってホテルを出て、滝に向かう。1.3kmなので、20分弱くらい。この道すがらも、本当になんにもない田舎という感じで、夏だなあ、としみじみ実感。車ばかりで、歩いている人なんていないし。やっぱり、風通しも良いし、凄く涼しく感じます。


 滝の近くには、土産物屋などが結構たくさん集まっていて、意外に繁盛している。袋田の滝トンネルを通って観瀑台へ。このトンネルが結構長い。長さ276m、高さ3m、巾員4mだそうだ。入場料大人300円。入り口付近からは全然滝は見えない。


 まず、旧観瀑台へ。おお、滝だ!まだまだ下からしか見えませんが、かえって迫力があります。この滝は四段になっていて、ここから見えるのは三段目で上はまだ見えません。でも、姿形の美しさと、渓流に流れ込むところが楽しめます。絶景です。


 次に新しい観瀑台へ。ここはもう真っ正面です。さっきのところよりはだいぶ上にあります。それでも一番上はまだよく見えません。何せ、四段落ちの滝なので。でも、ここが一番近いです。迫力あります。見ているだけで涼しいです。


 さらにエレベーターで上の観瀑台へ上がります。

 ここからは、一番上まで見えます。周囲の風景も見渡せて気持ち良いです。やはり四段になっていると、変化があって、どこから見ても見事です。西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と言ったことから、「四度の滝」という別名があるそうですが、その一度でも四カ所くらいから視点を変えて見ないと味わいつくせません。




 あ、前のおばちゃんの帽子にカマキリの子供が。

 一番最初の旧観瀑台へ戻り、吊り橋を渡ります。この吊り橋が大勢渡ると本当に揺れます。お〜、お〜、お〜、という感じです。

この先に滝見台があるので、ここの茶店で一休みしました。

清水のアイスコーヒー。特産のこんにゃくおでんが付いてきました。

韃靼けんちんざるそば。葉っぱが良い感じです。

吊り橋の方に戻り、袋田自然研究路の入り口の階段へ。この時点で、私はこのハイキングコースをかなり舐めていました。「自然研究路」というんだから、ちょこっと展望台があって、さらっと見て回れるんだろう、くらいにしか思っていませんでした。内股の筋肉痛に苦しみながら、こうして書いている今となっては、・・・。

(2009年8月16日更新)袋田自然研究路

 で、袋田自然研究路。別に大した話もないんだけど、ぐだぐだと書きます。



 どうせ、上にちょっと展望台があるくらいだろう、と思って階段を上り始めたんだけれど、これが果てしない。最初は普通の非常階段みたいな階段で、これを登り切ればなんか展望台があるんだろうと思って登っていく。そのうち、石段になってくる。ああ、もう少しで見晴らしの良いところがあるんだろうな、と思って登っていく。上から降りてくる人がたくさんいる。ああ、何かあるんだな、と思って登っていく。しかし、登れど登れど石段しかない・・・。一瞬引き返そうかと思うけど、もうだいぶ登ってしまった。この急な階段を何も見ずに降りるのか?もう少し、登ってみよう、何かあるはずだ、きっと。だんだん降りてくる人が少なくなってきた・・・。ここを登り切れば、・・・。その石段を上りきったところにあったのは、・・・。石段だった・・・。みんな、途中で嫌になって降りてきたんだ・・・。
 という、悪夢のような急な石段でした。

 しかし、途中、所々から滝が見えます。

 「生瀬の滝」というのを見てみるためにちょっと脇道へ。ここは、確か、階段もない山道だった。なんでも、昔、百姓一揆の農民が処刑された滝だそうです・・・。

 遠くに見えます。滝の上には滝がある。階段の上には階段がある。

 ここまで来て、あの急な階段を降りるのも嫌だ、と思ったし、まあ、全部回っても1時間半と書いてあったし、と、ここまできても甘い読みと希望的観測を捨て切れず、さらに先へと進みました。もう少し、もう少し、・・・。こうして人は引き返せなくなっていくのだな・・・。ギャンブルしかり、クスリしかり、ハイキングしかり・・・。人生って、片道なんですね・・・。

 そのうち、山頂っぽいところにやっと出ました(でも、しばらくその後も上りの階段がありましたが)。やはり、見晴らしの良いところに出ると、気持ちが良い!それにしても、登るだけでもきついのに、こんな石段の道を作った人たちがいたんだなあ・・・。信じられない・・・。


 でっかいキノコが!でっかいキノコって、なんか毒っぽい?

 ベンチが!よく、こんなところまで持ってきたねえ・・。ありがたや、ありがたや。下の世界が遠くに見えます。山の上は静かです。本当に別世界です。


 この辺から、ちょっと植生も違うのかな?まっすぐに高く伸びた樹が多くなったような気が。

 「月居(つきおり)観音堂本堂」に到着。運慶の作と伝えられる「聖観世音菩薩」が安置されているそうです。何も見えませんが。ここも見晴らし良いです。

 その下が 「月居観音堂」の入り口らしい。柵とか何もないし、参道の逆から来たんで、入り口とは最初気がつかなかったけど。お地蔵さんと鐘があります。誰もいないのを良いことに、一発鐘を突いてきました。良かったのかなあ?でも、鐘があったら打ってみたくなるよね、普通(?)。ご〜ん、となって、気持ち良かった。


後は、下りでした。


この辺は色々な山の植物も多いです。ユリかな?


これを作ったのは、きっと、神様ではなく、草間弥生先生だと思います。


また、ベンチ。これが上り道にあればどんなに良かったことか・・・。こっちは、参道のせいか、ベンチも多いし、道も楽です。

 どこかで秋が始まっているのかも。

 あ、よっこいしょ。はあ。登る前に水確保しとけば良かった。ここに自動販売機があったら、1本1000円でも手を出したかもしれないな。



 だんだん日が陰ってきました。

 もう少し。

 着いた、終点。お疲れ様。

 売店で飲んだラムネのうまかったこと。思いっきり、吹き出しました。

 前のテーブル、なんかこういうのも夏っぽいかなと思って。

(2009年8月16日更新)袋田散策

 とりあえず、ラムネで喉を潤したものの、乾きは満たされず、土産物屋街でソフトクリーム(キャラメル味)。近頃は、アイスクリーム一つにしてもやたらヴァリエーションが増えた。なのに、基本のバニラが品切れだったりする。マンゴー味なんて良いんだって。きっと、2,3年もすれば、そんなの消えてるだろうな。代わりに、また不可思議な味が生まれているのかもなあ。
 そのソフトクリームを食べていると、そこのお店の前にバケツがあり、それがなんと鮎の餌。お店の人に勧められて、子供がそれを川に投げている。投げると、山のように鮎が飛びついてくる。それがよく見える。すごい。川の水も澄んでいて、水底がよく見える。そもそも、鮎は川の石に着いた苔を食べているので、苔が生えない汚れた水では生きていけないんだった。それにしても、まさに清流。


 置物を扱っている土産物屋。屋根下の巨大な能面とか、レトロな看板とか、堪らない。少し、お土産物を買う。鮎の塩焼きとビール、と思ったが、夕食も近いし、夕食で鮎が被ると嫌だな、と思ってしまい、食べ損ねる。結局、夕食はフレンチ風で鮎無かった。今回の最大の失敗だ。名物は一期一会と心得、食べられるときに食べるべし。

 てくてくとホテルにまた歩いて帰ります。そろそろ夕日になってきた。のどかだ。


 でも、帰り道なので、よーく見ると、結構面白いものが色々と道すがらに。


 ホテルに戻る前にちょっとコンビニまで行ってみる。片道10分くらいだったかな・・・。疲れたけど、気持ちが良いので、ついつい歩いてしまう。

夏休みの小学校。あ、木造?なんか、たまらない雰囲気です。


ちょっとお菓子を買って、はい、やっとホテルに。6時くらいだったろうか。


夕食は7時半までなので、急いで風呂に入り、夕食。フレンチ風和食という感じ。こんな山の中だから鮎があればいいよ、と思うけど、鮎が無くてお刺身というのが、まあ、日本人だなあ、やっぱりこれがないとなあ、というそういう感じ。でも、おいしかった。生ビールと地酒。

露天風呂にゆっくり入っている時間がなかったので、食後にもう一度入ろうか、と思っていたのだけれど、部屋に8時半頃に戻ってごろっと横になったらそのまま爆睡。12時過ぎに目が覚めて、眠れなくなってしまい、困った。結局、ビールを買ってきて飲んで、読書。空が白む頃やっと眠りにつけた。